いくら投資信託はファンドマネジャーが入念に分析した銘柄が組成されているからといって
購入した後は何もせずにひたすら上昇するのを待てばよいというわけにはいきません。
常にファンドの運用方針が変化していないかなど確認するために、ファンド側から送付され
る運用レポートや目論見書読みながらチェックしなければなりません。
また、日常的にテレビや新聞の経済面くらいはチェクすべきだと思います。そしてファンドに
ついてですが、送付された書類などをチェックする上で注意点があります。
通常ファンドがこうした書類を送付してくるのは投資家に対して「今現在このような形で運用
しています」「これまでこのように運用してきました」といった点を確認してもらうためです。
ですので、投資信託のこれまでの実績は目論見書から分るので通信簿を見るような形で
じっくりと確認してみてください。そして、購入した投資信託以外にも今現在流通している
他の投資信託と比較するのも非常に重要です。
「まぁまぁ合格ラインにあるかな」と思っていても、他の投資信託と比較したら、全くお話に
ならないほど大きな開きがある場合もあるかもしれませんので必ず行ってください。
そして、同様にコスト面もチェックしてみてください。長期で保有すればするほど各種手数
料が重くのしかかりますので、小さなことのようで決して馬鹿に出来ません。
投資信託であれば株式投資のように投資するために様々な面倒なことを行わなくてもよい
と思われがちなのですが、上述した通り何もしなくて良いわけではありません。
しっかりと目を光らせてください。特に、これまでの上昇基調にあった金融市場が一転して
大きく混乱している今現在のような状況下ではなおさらです。
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