ここ最近、銀行が進めているのが海外資産で運用するファンドです。
色々な理由があるとは思いますが、最大の理由は国内のものよりも手数料が高いので、
銀行側にとって見れば、稼げるので海外資産で運用しているものをススメます。
最近では、「通貨選択型投信」の人気が急速に高まっています。
なかでもブラジルレアル建てのものは人気が高いです。
確かに通貨選択型投信は、リーマンショック後の2009年の時点は1兆円をようやく超え
たところだったのですが、その後人気が加速し、翌年には5兆円を突破しました。
そのうち7割弱がブラジル・レアル建てが占めているので、その人気の高さが伺えます。
しかし、注意しなければならないのは為替で大きく変動してしまうことです。
2009年から急速に円高が進み、結果としてレアル建て投信は期待されたようなパフォー
マンスを披露することができずに、多くの投資家を悩ませています。
もちろん資金に余裕があれば、買い増しして購入平均単価を下げることも可能ですが、
これほどまで世界経済が混乱している状況では、躊躇しないほうがおかしいです。
基本的にリスクの高い商品ですので、迷ったときに投資するのはやめましょう。
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