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繰り上げ償還リスクの対処法について - 投資信託で資産運用を始める為の投資信託入門





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繰り上げ償還リスクの対処法について


依然として米国市場では金融不安から大きく揺さぶられる展開が
続いていますが、今後もこうした傾向は続きそうです。



投資信託をはじめとした金融商品に投資する上で問題となるのが
リスクで、リスクの高さに応じて投資判断を下すのが難しくなるの
で十分注意しなければなりません。



今回は投資信託の繰り上げ償還に関するリスクについて簡単で
はございますが、解説させていただきます。



まず最初に、 繰り上げ償還のリスクの有無を見極めれば良いか
といいますと、純資産残高の推移から判断します。



これはあくまでも目安ですが、 株式投資信託の場合は、純資産
残高が30億円を割り込むと、ファンドは、そこから得られる信託
報酬だけでは、赤字になるといわれています。



つまり、純資産残高が30億円以下のファンドの場合は、常に繰り
上げ償還リスクに脅かされる状態にあるわけです。



なので、実際にファンドを選ぶ際には、ある程度の余裕を持たせて
純資産残高50億円以上の ファンドを選ぶ方がはるかに安全です。


また、過去の純資産残高の推移をチェックすることも大切です。


例えば同じ50億円の純資産残高のファンドの場合でも、もとから
50億円程度の水準にあったのか、または100億円から減少傾向
をたどった末に50億円なのかにより、状況は大きく異なります。



もちろん、この場合、仮に同じ50億円の純資産残高を持つファンド
であったとしても、前者を選ぶべきです。



理由としては、100億円から50億円にまで純資産残高が目減りし
ているファンドの場合、さらに純資産残高の減少が続くことにより、
いずれ30億円を割り込む危険性が高いからです。



どんなに優秀な運用実績を持つファンドでも、繰り上げ償還されて
しまったら、何の意味もありません。



したがってファンドを選ぶ時には、まず純資産残高が50億円に達
していないようなファンドは投資対象から除外します。



そして条件を無事クリアし、残ったところから過去の運用実績など
を比較し、納得のいくファンドを選ぶようにしましょう。
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