株式投資をには欠かすことのできない株価指標として、PERとPBRがあり、PER(株価収益率
;Price-Earnings Ratio)は、株式の株価を企業の1株当たりの純利益で割って求めます。
一方、PBR(株価純資産倍率;Price Book-value Ratio)のほうは、株価を1株当たりの純資産
額で割ってもとめます。基本的にPER、PBRともに株式の個別銘柄を評価するためだけの
指標ではなく、投資信託を評価するさいにも用いられます。
日経平均株価は、日経225銘柄から構成されるポートフォリオなので、日経225銘柄の株価
と利益のデータから、全体のPERを算出することができます。
そして、投資信託もファンドの組成されている銘柄のデータを元に、全体のPERおよびPBR
を算出できます。PER、PBRの数値が小さいとバリューに分類され、逆に大きいとグロース
に分類されるのですが、とくに厳密な境界線はありません。
ですので、ファンドを比較するのが一番良いと思います。このような指標を用いながら、分析
することにより、投資信託を選ぶ際に、投資信託を比較するためだけの指標としてだけでは
なく、投資信託を購入した後も非常に有効です。
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