ようやく、日米の株式市場が回復に向かって動き出したと思ったのもつかの間、外資による
日本株撤退が加速しています。その反対にニューヨークダウが大きく上昇しています。
また、米国経済が疲弊する中で、資産保全を目的とした金を購入する動きが加速している
ことから、金価格が凄い勢いで連日のように最高値を更新しています。
そうした中で、国内の投資信託は基準価格割れしたものが増えているため、損失を被った
方も少なくないと思います。不況時は投資ではなく資産保全に徹するべきです。
実際に投資信託の基準価格も大幅に下落したので株式中心のものではなく、債券を中心
に運用しているファンドに乗り換える動きも一時的な現象かもしれませんが活発化してい
ますので今回は外国債券ファンドについて簡単ではございますが解説させて頂きます。
外国債券ファンドを購入するということは円資産がドルやかユーロに変換されたのちに債券
を購入することで、外国債券ファンドへの投資は長期投資が基本ですが外国債券ファンド
から期待できる収益としては投資した債券そのものから得られる収益があります。
そして、為替が円安になることにより得られる収益があげられるのですが、逆に円高になる
場合もありますので為替変動リスクにかんしては十分注意が必要です。
外貨建て債券ファンドには為替リスクがつきものなわけですが為替ヘッジありのものと為替
ヘッジ無いものがあります。為替リスクとは円安局面にある時に1ドル=100円の時に買っ
たファンドを換金するさいに1ドル=90円だと10円損することをさします。
しかし、為替ヘッジありのものは、1ドル=100円の時に購入する際に為替が将来変動して
も良いように予め103円で予約します。こうすることによってリスクを回避できるんです。
外貨建て債券ファンドはリスクが低い上に日本の国債では考えられないほど利回りが高い
です。しかし、上述した為替リスクを考慮しなければなりません。
『タグ』
資産保全 外国債券ファンド 為替変動リスク
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